韓国語補助形容詞「‐만하다」は「-ㄹ/을 만하다」の形で、「何かをやる価値がある」と言う意味と「動作や状態がとある可能な程度に及んでいる」と言う意味の時に用います。本記事では、この2つの表現について例文を交えて詳しく解説します。この記事を読んで、補助形容詞「‐만하다」の使い方をマスターして韓国語表現の幅をひろげましょう。
やる価値がある事を表す
用言の後ろに付いて「-ㄹ/을 만하다」の形で、とある対象が前の言葉が意味する行動を行う妥当な理由を持つぐらい価値がある事を表します。「~するに値する」、「何かをする価値がある」ことに用います。
기대하지 않았는데 꽤 볼 만한 영화였다. / 期待していなかったが、なかなか見応えのある映画だった。
세계의 주목을 받을 만한 큰 성과를 거두었다. / 世界的に注目を集めるほどのの大きな成果を収めた。
거기는 한 번쯤 가 볼 만한 곳입니다. / そこは一度ぐらい行ってみる価値のある場所です。
쓸 만한 건만 남겨 두고 다른 건 다 처리했다. / 使えそうなものだけを残して、他は全部処理した。
可能な程度を表す
用言の後ろに付いて「‐ㄹ/을 만하다」の形で、前の言葉が意味する行動を行うことが可能であることを表します。
믿을 만한 사람인지 좀 더 지켜보자. / 信じられる人なのかもう少し見てみよう。
시골 생활 어때요?견딜 만해요? / 田舎での生活どうですか?耐えられますか。
선생님께서 도움이 될 만한 자료를 보내주셨다. / 先生が役に立ちそうな資料を送ってくれた。
참을 만하니까 참은 거지. / 我慢できるから我慢したんだよ。
「‐ㄹ/을 수 있다」も「‐ㄹ/을 만하다」と同様可能を表していて、上記の例文で置き換え可能です。では、二つはどう違うのでしょうか?
「‐ㄹ/을 만하다」は
①「何がどうだ」の形で、「どうだ」の位置において形容詞の述語の機能を果たしています。
②動作や状態がとある可能な程度に及んでいるという意味があります。
「‐ㄹ/을 수 있다」は
①「~することができる」と言う意味です。
②とあることが起こる可能性を表します。
まとめ
韓国語補助形容詞「‐만하다」は「-ㄹ/을 만하다」の形で、「何かをやる価値がある」と言う意味と「動作や状態がとある可能な程度に及んでいる」と言う意味の時に用います。本記事では、この2つの表現について例文を交えて詳しく解説しました。特に似ている表現は例文を交えてその違いを詳しく解説していますので、この記事を読んで、補助形容詞「‐만하다」の使い方をマスターして韓国語表現の幅をひろげましょう。