韓国語補助形容詞「‐직하다」は「‐ㅁ / 음 직하다」の形で、前の言葉が意味する内容が起こる可能性が大きいことを表す時に用います。本記事では、「‐ㅁ / 음 직하다」について例文を交えて詳しく解説します。又、「‐ㅁ/음」と「 직하다」はくっつけて書く場合と離して書く場合品詞・意味等が全然違いますので、その違いや補助形容詞「‐직하다」と類似表現との違いなどについても詳しく解説します。この記事を読んで、補助形容詞「‐직하다」の使い方をマスターして韓国語表現の幅をひろげましょう。
「‐직하다」の使い方
用言や「이다」の後ろに付いて「‐ㅁ / 음 직하다」の形で、前の言葉が意味する内容が起こる可能性が大きいことを表します。「ㅁ / 음 직하다」の「ㅁ / 음 」は名詞型語尾です。「‐ㅁ / 음 직하다」は「~しそうだ」「~のようだ」「~らしい」と言った意味があります。
名詞型語尾とは?
名詞型語尾を韓国語で「명사형 어미」と言います。名詞型語尾とは文の中で用言の語幹等に付いて名詞のような働きをする語尾です。名詞型語尾には「‐ㅁ / 음 」「-기」等があります。
「‐ㅁ / 음 」の接続
終声(パッチム)のない用言の語幹 + ㅁ
終声(パッチム)のある用言の語幹 + 음
「이다」➡ 이 + ㅁ = 임
그 집에 대기업에 다님 직해 보이는 사람들이 드나드는 것을 본 적이 있다. / その家に大企業に勤めてるような人たちが出入りするのを見たことがある。
누구나 한 번쯤은 이런 생각 해 봤음 직 한데,아닌가? / 誰でも一度はこういう事を考えたことがあると思うんだけど、違うかな?
두 사람의 표정을 보니 합의되었음 직하다. / 二人の表情を見ると合意に至ったようだ。
韓国語には「‐ㅁ/음 직하다」と「‐ㅁ/음직하다」2種類がありますが、それぞれ品詞も意味も違います。
「‐ㅁ/음 직하다」は
①書く時「‐ㅁ/음」と「 직하다」の間にスペースを入れます。
②補助形容詞です。
③前の言葉が意味する内容が起こる可能性が大きいことを表します。
④前に「‐았/었/였」「‐겠」等の語尾が来ることができます。
⑤「‐직」にそのような性質があるという意味の「스럽다」がついた「‐직스럽다」と置き換えできません。
「‐ㅁ/음직하다」は
①書く時「‐ㅁ/음」と「 직하다」の間にスペースを入れません。くっつけて書きます。
②接尾辞です。
③そのようにする価値があるという意味です。
④前に「‐았/었/였」「‐겠」等の語尾が来ることができません。
⑤「‐직」にそのような性質があるという意味の「스럽다」がついた「‐직스럽다」に置き換え可能です。
⁂例:
먹음직하다 ➡먹음직한 케익/おいしそうなケーキ
바람직하다 ➡바람직한 행동/望ましい行動
믿음직하다 ➡믿음직한 사람/頼もしい子人
まとめ
ここでは、韓国語補助形容詞「‐ㅁ / 음 직하다」について例文を交えて詳しく解説しました。又「‐ㅁ/음」と「 직하다」はくっつけて書く場合と離して書く場合、品詞・意味等が全然違いますので、その違いや「‐직하다」と類似表現との違い等についても詳しく解説しています。この記事を読んで、補助形容詞「‐직하다」の使い方をマスターして韓国語表現の幅をひろげましょう。