日常生活のなかで「あ~つかれた!」とか「目が疲れた!」とか「疲れたでしょう?」等「疲れる」という言葉をよく使いますが、韓国語ではどのように言うのか解説します。この記事を読んで実践すればよりネイティブの会話に近い表現を身につけることができます。
「くたびれる」の意味の「지치다」
「지치다」は大変な事やとあることに苦しまれ力がなくなることを表します。日本語で「くたびれる」「へとへとに疲れる」などと訳すことができます。
하루 종일 일을 했더니 지쳐서 말하기도 싫다. / 一日中仕事していたら疲れて話をするのも面倒だ。
일에 지쳐 무슨 일에도 흥미가 없어요. / 仕事で疲れて何事にも興味がないです。
며칠 동안 밤을 새가며 일하더니 지쳤는지 오늘 못 일어나네. / 何日間も徹夜で仕事していて疲れたのか今日は起きられないね。
「疲労」の意味の「피로하다」
「피로하다」は過労で精神や体が疲れて大変であるという意味があります。日本語で「疲れている」と訳すことができます。
나이 탓인지 요즘 쉽게 피로해져요. / 年のせいか最近疲れやすいです。
컴퓨터를 좀만 해도 눈이 피로해집니다. / ちょっとパソコンやると目が疲れてきます。
오일 마사지로 피로가 싹 풀렸어요. / オイルマッサージで疲れがすっかりとれました。
「疲労でけだるい」意味の「피곤하다」
「피곤하다」は体や心がひどく疲れてだるいことを表します。日本語で「疲れてる」と訳すことができます。
오늘 너무 걸었나?피곤하네. / 今日歩きすぎた?疲れた!
피곤할때 사우나에 갑니다. / 疲れてる時サウナに行きます。
많이 피곤해 보여요. / とても疲れてるようですね。
그렇게 피곤해 보여? / そんなに疲れてるように見える?
피곤하실텐데 어서 들어 가 쉬세요. / お疲れだと思いますので、どうぞお帰りなって休んでください。
피곤하실텐데 어서 들어 가 쉬세요.
出先では「お疲れだと思いますので、どうぞお帰りなって休んでください。」
家の中では「お疲れだと思いますので、どうぞ(部屋に)お入りになって休んでください。」と訳しが変わりますので要注意です。
「곤하다/고단하다」
「피곤하다」の類似語に「 곤하다」「 고단하다」もあります。
「 곤하다」「 고단하다」も疲れてけだるい意味があります。「피곤하다」より使う頻度が低いです。
어제는 곤했는지 눕자마자 잤어요. / 昨日は疲れていたのか横になるや否や寝ちゃった。
고단해서 일찍 잤어요. /疲れて早く寝ました。
「大変」の意味の「힘들다」
「힘들다」は直訳すると力がいるの意味で、「力が要る」「骨が折れる」「苦労する」「大変」と意味の時に用います。 「力が要る」「骨が折れる」「苦労する」「大変」ということって「疲れる」ことなので日本語で「疲れる」と訳される場合もあります。
오래간만에 등산했더니 힘들어요. / 久しぶりの登山は大変です(疲れます)ね。
오랫동안 운동 안 했더니 계단 오르는 것도 힘드네 . / 長い間運動しなかったから階段上るのも大変だね(疲れるね)
오늘 꽤 힘들었던 모양이네. / 今日はかなり大変だった(疲れた)みたいだね。
関連語句:「疲れてへたばった状態」を表す「녹초가 되다」
「녹초가 되다」はへたばった状態を表します。日本語で「くたくたになる」、「ぐったりなる」、「へとへとになる」と訳すことができます。
피곤해서 아주 녹초가 되었다. / 疲れてすっかりくたくたになった。
하루 종일 애들에게 시달려 녹초가 되었다. / 一日中子供に振り回されへとへとになった。
「疲れた!」「疲れた?」は「피곤하다」「힘들다」どっち?
ちなみに日本人がよく言う「疲れた!」「疲れた?」はどれを使うのでしょうか?
疲れてだるいと感じる「疲れる」は「피곤하다」
仕事とかやってから疲れてだるいと感じ「疲れた!」という時は次のように言います。
疲れてだるいだろうなと思い、気遣って相手に「疲れたでしょう?」と聞く時は
力が要るので「大変」の意味の「疲れる」は「힘들다」
力が要るようなことをやっている又はやった後の「疲れる!/疲れた!」は
力が要るようなことをやった後の気使って相手に「疲れたでしょう/ 疲れた?」と尋ねる時は
「힘드시죠? / 힘들죠? / 힘들지? 」は疲れているだろうというニュアンスで、大変なことに直面している最中、大変なことがあった後(影響がまだあるとき)に使うことができます。
「힘드셨죠? /힘들었죠? / 힘들었지?」は疲れただろうというニュアンスで、大変なことがあった後、大変なことがありその影響がなくなった後などに買うことができます。
まとめ
日常生活の中でよく使う言葉「疲れる」の韓国語、関連語句も含めの5つの表現を解説しました。それぞれ表現の微妙な差がありますので、様々なシーンに合わせて積極的使い、自分のものにしていきましょう。