韓国助動詞㉒「‐하다」その3理由根拠・習慣反復などの表現を詳しく解説

「‐하다」という韓国語の助動詞には、「理由・根拠」と「習慣・反復」等色々な意味があります。本記事では、「‐고 해서」「‐ 고 하여 」「‐고 하니」による「理由・根拠」の表現や、「‐고는 하다」「‐ 곤 하다 」による「習慣・反復」の表現について、具体的な例文を交えて解説します。この記事を読んで、あなたも「‐하다」の使い方をマスターして韓国語表現の幅をひろげましょう。

目次

「‐하다」の使い方

理由・根拠を表す

動詞の後ろに付いて「‐고 해서」「‐ 고 하여 」「‐고 하니」の形で、前の言葉の事実が後ろの言葉の理由・根拠になることを表します。「~ということで」「~と言うこともあって」と言う意味です。

메슥거리기도 하고 해서 오늘은 야채 죽을 써 먹었다. / むかむかしたりして今日は野菜粥を作って食べた。

잠도 안 오고 해서 일어나 밑반찬을 몇 가지 만들었다. / 眠れなくて起きておかずを幾つか作った。

간만에 외출했다가 눈도 오고 해서 금방 돌아왔다. / 久しぶりに外出したが雪が降ってきたのですぐ帰ってきた。

아까 과자도 먹고 커피도 마시고 하여 아직 저녁 생각이 없네. / さっきお菓子を食べてコーヒーを飲んだりしてまだ夕飯食べる気がしないなあ。

비가 오고 하니 막걸리에 김치전이나 부쳐 먹을까? / 雨が降っているからマッコリにキムチチジミでも作って食べよう。

「‐고 해서」と同じく原因・理由を表す「아/어/여서」との違い

雪が降ってきたのですぐ帰ってきた。

눈도 오고 해서 금방 돌아왔다.
눈이 와서 금방 돌아왔다.

二つの表現、両方ともアリですが、ニュアンスが違います。 「 눈도 오고 해서 」はすぐ帰ってきた理由が他にもありますが、雪が降ったという事を一つの例として取り上げて言うニュアンスがあります。「눈이 와서 」はすぐ帰ってきた理由が雪が降った事であることを表します。

「‐고 해서」「‐ 고 하여 」「‐고 하니」の違い
*「‐ 고 하여 」は「‐고 해서」より硬い言い方です。
*「‐고 하니」の後ろには勧誘の表現が来ることができますが、「‐고 해서」「‐ 고 하여 」の後ろには勧誘の表現が来ることができません。

習慣・反復を表す

動詞の後ろに付いて「‐고는 하다」「‐ 곤 하다 」の形で、前の言葉が意味する行動を習慣のようにしたり、前の言葉が意味する状況が繰り返し行われることを表します。「‐ 곤 하다 」は「‐고는 하다」の縮約形です。

옛날에는 주말이면 가족들과 함께 자주 외출하고는 했어요. / 昔は週末には家族と一緒によく出掛けたりしました。

젊었을 때는 자주 밤늦게까지 일하곤 했다. / 若い時は夜遅くまで仕事したりした。

우울할 떄 여기에 오곤 한다. / 憂鬱な時ここに来たりする。

まとめ

韓国語助動詞「‐하다」について詳しく解説しました。ここでは助動詞「‐하다」の数多い表現の中で、主に理由根拠を表す「‐고 해서」「‐ 고 하여 」「‐고 하니」、習慣・反復を表す「‐고는 하다」「‐ 곤 하다 」の意味・使い方・注意点等を例文を交えて詳しく解説しました。特に日本語にない表現は例文を交えて詳しく解説していますので、よく読んで使いこなせるようにしましょう。

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