韓国語助動詞㉕「‐바치다」の使い方を詳しく

韓国語の助動詞「‐바치다」について解説します。「‐바치다」は「-아/어/여 바치다」の形で、目上の人に何かをしてあげる時に用いますが、ここでは「-아/어/여 바치다」の使い方の他に類似表現「-아/어/여 드리다」との違い等についても詳しく解説しますので、一緒に見てみましょう。

目次

「‐바치다」の使い方

動詞の後ろに付いて「-아/어/여 바치다」の形で、その動作が意味する行動を目上の人にして差し上げる意味を表します。

한번 더 친구를 괴롭히면 선생님께 일러 바칠거야. / 小さい時弟の嘘を親に告げたりした。

몇 달 동안 번 돈을 다 갖다 바쳤는데도 아직 불만이다. / 何か月も稼いだお金を全部差し上げたのにまだ不満だ。

시를 지어 바치는 것을 「헌시」라고 한다. / 詩を作って捧げることを「献詩」と言います。

「-아/어/여 바치다」と類似表現「-아/어/여 드리다」の違い

「-아/어/여 바치다」と「-아/어/여 드리다」両方とも「~してあげる(差し上げる)」と言う意味があり、相手のために何かを行うということを表します。では、違いは何でしょうか?

지어 드리다
지어 바치다


上記の二つの表現、両方ともアリですが、ニュアンスが違います。「지어 드리다」は何かを「作って渡す」の尊敬語で「作って差し上げる」で、「지어 바치다」は相手が所有するように何かを作って丁重に譲り渡す、献上すると言う意味の「作って差し上げる」になります。

まとめ

韓国語の助動詞「‐바치다」について解説しました。ここでは「-아/어/여 바치다」の使い方の他に類似表現「-아/어/여 드리다」との違い等についても詳しく解説しますので、しっかり読んで間違う事のなようにいていきましょう。

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