韓国語の助動詞「-나가다」と「-가다」は、「-아/어/여」につけて、「~ていく」と訳すことができますが、この記事ではその使い方と違いについて詳しく解説します。両者はすべての動詞につけることができるわけではないため、使い方には注意が必要です。
「-나가다」
動詞の後ろに付いて「‐아/어/여 나가다」の形で、前の言葉の意味する行動が続けて行われることを表します。日本語で「~ていく」と訳すことができます。
열심히 해 나가다 보면 언젠가 좋은 날도 오겠지. / 一所懸命やっていけばいい日も来るだろう。
알뜰살뜰 살림을 꾸려 나가는 모습이 참 보기 좋았다. / 上手にやりくりをしていく姿が本当に良かった。
눈이 올 것 같다고 했지만 계획대로 야외 이벤트를 진행해 나갈 예정이다. / 雪が降りそうだといったが、計画通り野外イベントを進める予定だ。
아무리 어려운 일이라도 언제나 깔끔하게 처리해 나가는 모습이 정말 멋졌어요. / どんなに難しいいことでもきれいに処理していく姿が本当にカッコよかったです。
한국문화 세계로 뻗어 나가고 있다. / 韓国文化が世界に広がっていく。
「-나가다」と「‐가다」の違い
「-나가다」と「‐가다」両方とも「‐아/어/여」について用い、両方とも「~ていく」と訳すことができます。特に、動作の継続を表す「‐아/어/여 가다」と区別しづらい場合もあります。どう違うのか例文を見てみましょう。
「‐아/어/여 가다」は次の記事を参考にしてください。
https://korean.jls518.com/auxiliary-verb6/
まとめ
ここでは、韓国語助動詞「-나가다」の使い方と「-나가다」と同じように「‐아/어/여」について用い、「~ていく」と訳すことができる「‐가다」との違いについて解説しました。動詞にこの2つの助動詞がついた時すべて置き換えできるわけではありません。助動詞「‐가다」の動作の継続を表す意味の時の一部の単語の場合のみですが、日本語の訳は同じですが、ニュアンスが違いますので使い方に注意してください。