日本語の「多分」等推測の意味を持っている言葉を韓国語では「아마」「어쩌면」「필시」等を使って表現します。今回はこの3つ言葉について解説したいと思います。
推測を表す3つの言葉
「多分」の意味の「아마 / 아마도」
「もしかして」の意味の「어쩌면」
「多分間違いなく」の意味に「필시」
「多分」の意味の「아마/아마도」
推測の言葉を伴い、断定はできないが推測してみる時その可能性が大きいという場合に使います。日本語では「多分」と訳すことができます。
「아마도」は「아마」を強調して言う言葉です。
「可能性が高い」言葉ですが、「間違いなく」よりは低いです。
아마 그랬을지도 몰라.
多分そうしたかも知れない。
아마 그때 내 나이 18살이었을 것이다.
多分その時私は18歳だったと思う。
아마 질투도 있겠지만 부러움이 더 클 것 같다.
多分妬みもあるだろうけど、うらやましさの方ががもっと強いだろう。
아마도 다음 주에는 이번 작품을 마무리할 수 있을 것 같아요.
多分来週には今回の作品を仕上げることができそうです。
아마도 취한 모양이다.
多分酔ったようだ。
여기서 돈 벌기는 아마도 힘들 것 같다.
ここでお金を稼ぐには多分難しそう。
「もしかして」の意味の「어쩌면」
「어쩌면」は「確実ではないが思うに」と言う意味があり、日本語で「ひょっとしたら」「もしかして」と訳すことができます。
어쩌면 모두 거짓말일지도 모른다.
ひょっとしたらみんな嘘かもしれない。
이런 기회가 어쩌면 두번 다시 안 올 것 같은 예감이 들었다.
こんな機会がもしかして二度と来ないような予感がした。
어쩌면 이번에는 성공할지도 몰라.
ひょっとしたら今度は成功するかもしれない。
「多分間違いなく」の意味に「필시」
「필시」は「多分間違いなく」と推し量る気持ちを表す言葉です。日本語では「かならずや」「さぞかし」「きっと」と訳すことができます。
아직도 안 오는 걸 보면 필시 무슨 일이 생겼어.
まだ来ないのを見るときっと何かが起こったんだ。
표정을 보니 필시 일이 잘 안 풀린 모양이네.
表情を見るときっと仕事がうまくいかなかったようだね。
거짓말은 필시 드러날 것입니다.
嘘はきっと明るみに出るだろう。
「 아마 」「 어쩌면 」 「필시」の違い
「아마 」も「어쩌면」 「필시」も推測と関連がありますが、推測の可能性の程度から見ると「아마」は可能性が高い言葉で、「 어쩌면 」より高いですが、「間違いなく」よりは低いので、「多分間違いなく」の意味の「필시」よりは低いと考えられます。
つまり推測の可能性から見ると「어쩌면 」<「아마」<「필시」の順に可能性が高くなります。
まとめ
推測の意味を持っている単語「아마」「어쩌면」「필시」にいて説明をしましたが、それぞれニュアンスが違い、推測の可能性から見ると「어쩌면」< 「아마」<「필시」の順に可能性が高くなることが分かります。可能性の度合いによって意味が全然違ったりしますので、間違うことないようにしっかり覚えましょう。