アニョハセヨ! 韓国語で伝聞の「~だそうだ」というのを韓国語で言う際伝える内容が叙述・疑問・命令・勧誘なのかにより、また伝える文の述語が名詞・動詞・形容詞なのかによってもその言い方が変わってきます。今回はその使い方について徹底解説します。
叙述文
名詞 + (이)라고 하다/ 名詞 + だそうだ
パッチムの有無により「라고 하다」と「이라고 하다」を使い分けます。
名詞の最後の文字にパッチムがない時は「라고 하다」をパッチムがある時は「 이라고 하다」をつけます。
그사람은 의사라고 한다. / その人は医者だそうだ。
오빠도 학생이라고 합니다. / お兄さんも学生だそうです。
動詞 + (ㄴ) 는 다고하다 / ~ するそうだ
パッチムの有無により「ㄴ 다고 하다」と「는 다고 하다」を使い分けます。
動詞の語幹に
パッチムがない時は「ㄴ 다고 하다」を
パッチムがある時は「는 다고 하다」を付けます。
매일 아침 우유를 마신다고 한다./毎朝牛乳を飲むそうだ。
고기를 안 먹는다고 합니다./肉を食べないそうです。
形容詞 + 다고 하다 / 形容詞 + そうだ
形容詞の語幹にパッチムの有無にかかわらず「다고 하다」を付けます。
어제 만든 김치가 좀 짜다고 합니다. / 昨日作ったキムチがちょっとしょっぱいそうです。
여기보다 춥다고 한다. / ここより寒いそうだ。
疑問文
名詞 + (이)냐고 하다 / 名詞 +(か)という
「하다 」を「묻다」に変えることができます。
名詞の最後の文字にパッチムがない時は「냐고 하다」をパッチムがある時は「이냐고 하다」をつけます。
모임이 언제냐고 했다. / 集まりはいつかと聞いた。
방금 전화 한 사람이 누구냐고 했습니다. / 先ほど電話した人は誰かと言った。
動詞 +(느)냐고 하다 / ~ する(か)という
動詞の語幹に
パッチムがない時は「냐고 하다」を
パッチムがある時は「느냐고 하다」を付けます。
언제 또 오냐고 했다. / またいつ来るかと言った。
오늘 저녁에 뭘 먹느냐고 해서 불고기 라고 했더니 너무 좋아했다. / 今晩何食べるかというので焼肉と言ったらすごく喜んだ。
形容詞 +(으)냐고 하다 / 形容詞 +(か)という
形容詞の語幹にパッチムがない時は「냐고 하다」をパッチムがある時は「으냐고 하다」を付けます。
口語なら「냐고 하다」を使うこともできます。
이것도 짜냐고 했다. / これもしょっぱいかと聞いた。
추우냐고 하면서 자기 옷을 주었다. / 寒いかといいながら自分の服をくれた。
命令文
動詞 +(으)라고 하다 / ~ しなさいという
動詞の語幹にパッチムがない時は「라고 하다」をパッチムがある時は「으라고 하다」を付けます。
다음에는 오기 전에 꼭 전화하라고 했다. / 次は来る前に必ず電話しなさいと言った。
나눠 먹으라고 했는데… / 分けて食べなさいと言ったのに…
勧誘文
動詞 + 자고 하다 / ~ しようという
形容詞の語幹にパッチムがあってもなくても「 자고 하다」を付けます
서울에는 꼭 같이 가자고 한다. / ソウルには必ず一緒に行こうと言った。
다음 작품은 같이 만들자고 합니다. / 次の作品は一緒に作ろうと言いました。
まとめ
韓国語の伝聞は伝える文の形(叙述・疑問・命令・勧誘)と伝える文の述語の品詞により言い方が変わります。ンキングに参加しています。ポチっと応援をよろしくお願いします。