韓国ドラマで「ドラゴ」という単語を聞いたことがありますか?この記事では、自分の経験を思い出しながら伝える表現「~だったよ/~でしたよ」(더라, -더라고요)について詳しく解説します。この表現を使うことで、過去の状況や経験を生き生きと伝えることができます。使い方や使う時の注意点についても紹介します。
動詞・形容詞・存在詞の語幹 + 더라,-더라고요
パッチム有無に関係なく、動詞・形容詞・存在詞のうしろに「더라,-더라고요」をつけます。
事情・状態などがその時進行中或いは現在まで続いてる時に使う。
~だったよ/~でしたよ、~たよ/~ましたよ、~してたんだよ/~してたんです
など日本語では過去の時制になるが、韓国語は過去の時制で扱わない。
動詞の場合:自分以外の他者の行為や起ったことを見たり聞いたりしたものに関して思い出したり、その時の状況を回想して話すときに使われます。
形容詞の場合:自分が感じたり経験したりした事を話す時に使う。
마라탕이라는 중국 음식이 요즘 한국에서인기가 있다고 하더라고요.
麻辣湯という中国の食べ物が最近韓国で人気があるそうですよ。
요즘 음식트렌드는 식물성 음식이라고하더라고요.
最近の食べ物のトレンドは植物性の食べ物だそうですよ。
코로나로 마스크 생활에 익숙해져 오히려 마스크를 안 쓰면 불편하다고 여기는 사람들이 의외로 많더라고요.
コロナでマスクの生活に慣れていてむしろマスクをつけないと不便だと思う人が意外に多かったですよ。
마스크를 쓰면 답답해서 싫다고 하면서도 밖에 나갈 때는 마스크를 꼭 쓰고 다니더라고요.
マスクをつけると苦しいといいながら外に出る時は必ずマスクを着けていましたよ。
맛있었는 지 잘 먹더라.
美味しかったのかよく食べてたよ。
엄마한테 가방을 사드렸는데 맘에 들어 하시더라고요.
母に鞄を買ってあげたんですが気に入ってくれましよ。
딸이 그렇게 서울에 가고 싶어 하더라고요.
娘がめっちゃソウルに行きたがってたんですよ。
았/었/였더라 ,았/었/였더라고요 だったよ・でしたよ
動詞・形容詞・存在詞の過去の時制「았/었/였」の後ろに 「더라,-더라고요」をつけます。
当時の事情が完全に終わっているときに使用します。
어제 동창회에 갔더니 나만 빼고 다 결혼했더라고요.
昨日同窓会に行ったら、私を除いてみんな結婚してたよ。
제가 갔을 땐 벌써 떠났더라고요.
私が行ったときはもう行った後でしたよ。
그 당시 여기에많은 가게가 있었더라고요.
その当時ここにはたくさんの店があったんですよ。
比較
았/었/였더라 ,았/었/였더라고요は動作が完了している
깨어나 보니까 엄마가 밥상 다 차려놨더라고요.
起きてみたら母がもう食事の用意をしておいてたのですよ。
더라,-더라고요は動作が進行中
깨어나 보니까 엄마가 밥상 차리더라고요.
起きてみたら母がもう食事の用意をしていたんです。
まとめ
両方とも自分の経験を思い出しながら伝える表現でありますが、事情・状態などがその時進行中であるのか、すでに完了したことであるのかによって用いるものが変わりますので間違えないように気を付けましょう。