韓国語でよく使われる助動詞「- 않다/아니하다」は、否定の意味を表わす重要な表現です。この記事では、「- 않다/아니하다」の否定と強調の使い方について詳しく解説します。韓国語学習者にとって役立つ情報を提供するため、わかりやすく説明していきます。
「-지 않다/아니하다」の使い方
*「않다」は「아니하다」の略語です。
*終声(パッチム)の有無に関係なく動詞の語幹に「-지 않다」又は「-지 아니하다」を付けることができます。
*普段は主に「-지 않다」を使います。
①否定の意味
動詞の後ろに付いて「-지 않다」「-지 아니하다」の形で、前の言葉の意味する行動を否定する意味を表します。日本語で「~しない」と訳すことができます。「-지 아니하다」は硬い表現で普段はほとんど使いません。
그 이후로 그가 무슨 말을 해도 나는 믿지 않았다. /それ以来 彼が何を言っても私は信じなかった。
아이가 전혀 공부하지 않아서 걱정입니다. / 子供が全然勉強しなくて心配です。
집안일을 시키지 않아도 잘 도와준다. / 家事をさせなくてもよく手伝ってくれる。
술이 세서 쉽게 취하지 않는다. / お酒に強くて容易に酔わない。
아무도 그를 도와 주지 않았다. / 誰も彼を助けてくれなかった。
그는 대학에 입학한지 얼마 되지 아니하여 퇴학했다. / 彼は大学に入学してまもなく退学した。
②強調の意味
動詞の後ろに付いて「-지 않다」の疑問形で使われ、そのような動作がある事を強調して言う言葉です。
그래서 일찍 오라고 하지 않았니? /だから早く来なさいと言っただろう?
이럴 줄 알고 참으라고 하지 않소?/こうなると分かっていたから我慢しなさいと言ったでしょう?
まとめ
この記事では、韓国語助動詞「-지 않다/아니하다」の否定・強調の使い方について詳しく解説しました。日常生活でよく使われる重要な表現である「-지 않다/아니하다」の否定の意味について、わかりやすく説明しました。また、「-지 않다」を使った強調の表現についても触れました。この記事を通じて、「-지 않다/아니하다」の使い方について理解し、正確に表現することができるようになりましょう。