韓国語助動詞⑩「-대다」「-쌓다」強勢・反復表現「-아/어/여 대다」「-아/어/여 쌓다」の使い方と違いを詳しく解説

韓国語助動詞「-대다」「-쌓다」の使い方を徹底解説!強勢・反復表現の「-아/어/여 대다」「-아/어/여 쌓다」の使い方と違いを詳しく説明します。これらの表現は、話し手の感情や意図を強調したり、同じ行為が何度も繰り返されることを表現する際に用いられます。また、「-아/어/여 대다」と「-아/어/여 쌓다」は微妙な違いがあります。この記事を読んで表現をマスターすれば表現の幅もまた一段と広がると思いますので、一緒に見てみましょう。

目次

「-대다」の使い方

動詞の後ろに付いて「-아/어/여 대다」の形で、前の言葉の表す行動を繰り返したりその行動の勢いが強いことを表します。日本語で「~し続ける」「~たてる」と訳すことができます。

어젯밤에 애가 하도 울어 대서 한잠도 못 잤다. / 夕べ子供があまりにも泣いて一睡もできなかった。

여동생이 쇼핑 가자고 졸라 대서 할수없이 따라 나섰다. / 買い物に行こうと妹にせがまれ仕方なくついていった。

교실에서 떠들어 대서 선생님께 꾸중을 들었다. / 教室で騒ぎ立てて先生に叱られた。

뭐가 그렇게 재밌는지 아까부터 계속 깔깔 웃어 댄다. / 何がそんなに面白いのか先ほどからずっとケラケラ笑っている。

夕べ子供があまりにも泣いて一睡もできなかった。

어젯밤에 애가 하도 울어 대서 한잠도 못 잤다.(〇)
어젯밤에 애가 하도 울어서 한잠도 못 잤다. (〇)

二つの表現、両方ともアリですが、ニュアンスが違います。「울어서 」は「泣いて」と言う意味、「울어 대서 」は「泣き続いて」と言う意味で「泣く」と言う動作の勢いが強かったことまた「泣く」と言う動作が繰り返されたというニュアンスを含んでいます。

「-쌓다」の使い方

動詞の後ろに付いて「-아/어/여 쌓다」の形で、前の言葉の表す行動を繰り返したりその行動の勢いが強いことを表します。日本語で「~し続ける」「~たてる」と訳すことができます。

앞 집 강아지가 오늘 웬일인지 새벽부터 짖어 쌓네. / 前の家の犬が今日なぜか朝方から吠え続けているね。

사람을 그렇게 놀려 쌓아서는 안 돼. / 人をそういうふうにからかってはいけないよ。

「-아/어/여 대다」と「-아/어/여 쌓다」の違い

「-아/어/여 대다」と「-아/어/여 쌓다」は両方とも主に動作の繰り返し、強い勢い或いは強調の意を表します。

「-아/어/여 대다」と「-아/어/여 쌓다」はなど主に持続又は反復可能な動作を表す動詞と一緒に使われます。

울다/泣く ➡ 울어 대다 
웃다/笑う ➡ 웃어 대다
짖다/吠える ➡ 짖어 대다 

놀리다/揶揄う ➡ 놀려 대다
떠들다/騒ぐ ➡ 떠들어 대다 

조르다/せがむ ➡ 졸라 대다
먹다/食べる ➡ 먹어 대다

휘두르다/振り回す ➡ 휘둘러 대다
「-대다」を「-쌓다」に置き換え可能です。

「-아/어/여 쌓다」は「-아/어/여 대다」と違って持続又は反復可能な行為とは関連の少ない動詞と一緒に強調の意を表す場合もありますが、標準語と言うより方言とかでよく現れます。

のどが渇いたけど授業中なので我慢した。
목이 말라 쌓지만 수업 중이라 참았다.

例の中の「마르다/渇く」は状態を表す動詞で、喉がすごく乾いたことを強調しています。

まとめ

ここでは、韓国語助動詞「-대다」「-쌓다」の使い方を解説しました。主に持続又は反復可能な動詞の後ろに付いて「-아/어/여 대다」「-아/어/여 쌓다」の形で、強勢・反復の意を表す表現でこの表現をマスターすれば表現の幅もまた広がると思いますので、是非覚えておきましょう。

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