韓国語助動詞⑧「-나다」「‐아/어/여 나다」「‐고 나다」について解説

韓国語でよく使われる助動詞「-나다」は、主に動詞の後ろに付いて「‐아/어/여 나다」と「‐고 나다」の形で使われますが、この記事ではその使い方を詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

「‐아/어/여 나다」

動詞の後ろに付いて「‐아/어/여 나다」の形で、前の言葉の表す行動を終え、完了させたという意を表します。

그곳도 일자리를 찾으러 온 사람들로 넘쳐 나 있었다./ そこも仕事を探しに来た人たちで溢れかえっていた。

실력이 조금씩 늘어 나는 것 같다. / 実力が少しずつ伸びているようだ。

내가 깨어 났을 때는 이미 다들 떠난 뒤였다. / 私が目覚めたときはもうみんな出発した後だった。

겨우 술자리에서 빠져 나왔다. / やっと酒の席から抜け出した。

벚꽃이 피어 나는 이때가 제일 좋다. / 桜の花が咲くこの時期が一番好き。

‐아/어/여 나다」は主に前の言葉の表す行動を終え、完了させたという意を表しますが、動詞によっては、動作が継続していくことを強調する場合もあります。例えば、「늘다」「피다」などの瞬間的に行われるのではなくある程度時間を要する動詞は後ろに「‐아/어/여 나다」が付くと動作が継続している、今まさにその状況に移行しているつまり「~しつつある」と言ったニュアンスあります。

「‐고 나다」

動詞の後ろで「‐고 나다」の形で前の言葉の表す行動が終わったという意を表す。文の中で「-고 나니/~したら」「- 고 나서/~してから」[- 고 난 뒤(다음)/~した後」の形でよく使われる。

아이 학비를 내고 나니 돈이 얼마 남지 않았다. / 子供の学費を払ったらお金が幾らしか残ってない。

그의 말을 듣고 나서 앞으로 어떻게 할지 결정하기로 했다. / 彼の話を聞いてからこれからどうするか決めることにした。

그가 대학을 포기한 이유를 알고 나서 그에 대한 생각이 바뀌었다. / 彼が大学を諦めた理由を知ってから彼に対する考えが変わった。

그녀와 이야기하고 나니 마음이 편해졌다. / 彼女とお話ししてから楽になった。

그는 힘든 일을 겪고 난 뒤 생각이 많이 변한 것 같다. / 彼は大変なことを乗り越えた後考え方が随分変わったようだ。

まとめ

ここでは、韓国語助動詞「-나다」の使い方について解説しました。「-나다」は動詞の後ろについて主に「‐아/어/여 나다」と「‐고 나다」の形で使われます。「‐아/어/여 나다」は文中でも文末でも使われますが、「‐고 나다」は文中において「-고 나니/~したら」「- 고 나서/~してから」[- 고 난 뒤(다음)/~した後」の形でよく使われる場合が多いです。よく使われる表現ですので、しっかり覚えて使ってみましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次