韓国語助助動詞「-빠지다」「-터지다」の使い方を徹底解説!「-아/어/여 빠지다」「-아/어/여 터지다」は両方とも前の言葉が意味する性質や状態がとてもひどくて不満に思う時に使いますが、置き換え可能な場合と不可能な場合がありますので、それぞれの使い方と微妙な違いを詳しく解説します。
「-아/어/여 빠지다」の使い方
一部の動詞又は形容詞の後ろで「-아/어/여 빠지다」の形で、前の言葉が意味する性質や状態がとても酷くて不満に思うことを表します。「~臭い」「~すぎる」「~しきる」と言った意味があります。
낡아 빠진 집을 사서 리모델링했다. / 古ぼけた家を買ってリフォームした。
그는 닳아 빠진 구두를 소중히 간직해 두었다. / 彼は擦り切れた靴を大事にとっておいた。
그는 느려 빠져서 일을 맡길 수 없다. / 彼はどんくさくて仕事を任せられない。
약해 빠져서 아무 것도 못한다. / 弱すぎて何もできない。
弱すぎて何もできない。
너무 약해서 아무 것도 못한다.(〇)
약해 빠져서 아무 것도 못한다.(〇)
二つの表現、両方ともアリですが、ニュアンスが違います。 「너무 약해서」は「弱すぎ」と言う事実を述べている感じですが、「약해 빠져서」は「弱すぎて不満」という意みで、「너무 약해서」に比べ気に入らないというニュアンスが加わっています。
「-아/어/여 터지다」の使い方
一部の動詞又は形容詞の後ろに「-아/어/여 터지다」の形で、前の言葉が意味する性質や状態がとても酷くて不満に思うことを表します。「~臭い」「~すぎる」「~しきる」と言った意味があります。
좁아 터진 집에서 여섯이 살자니 힘들다. / 狭すぎる家で六人暮らそうとしたらきつい。
이렇게 불어터지고 식어 빠진 라면을 어떻게 먹어? / こんなに伸びて冷めきっているラーメンをどうやって食べる?
김치찌개에는 시어 터진 김치가 더 맛있다. / キムチチゲには酸っぱくなりすぎたキムチの方がおいしい。
「-아/어/여 빠지다」と「-아/어/여 터지다」の違い
「-아/어/여 빠지다」と「-아/어/여 터지다」両方とも前の言葉が意味する性質や状態がとてもひどくて不満に思うことを表します。
まとめ
ここでは、韓国語助助動詞「-빠지다」「-터지다」の使い方について解説しました。「-아/어/여 빠지다」「-아/어/여 터지다」は両方とも前の言葉が意味する性質や状態がとてもひどくて不満に思う時に使いますが、置き換え可能な場合と不可能な場合があります。「-아/어/여 빠지다」「-아/어/여 터지다」違いは、動詞「빠지다」「터지다」の本来の意味と合わせて考えると、区別しやすいし、覚えやすいと思います。