韓国語助動詞「‐하다」について詳しく解説します。ここでは助動詞「‐하다」の数多い表現の中で、主に当然・必然・必要性を表す「‐아/어/여야 하다」、状態を表す「‐아/어/여하다」、希望願望を表す「‐았/었/였으면 하다」の意味・使い方・注意点等を例文を交えて詳しく解説しますので、一緒に見てみましょう。
「‐하다」の使い方
当然性・必然性・必要性を表す
動詞或いは形容詞の後ろに付いて「‐아/어/여야 하다」の形で、前の言葉が意味する行動や状態になる当然性・必然性・必要性などを表します。「~しなければならない」「~すべきだ」の意味があります。
뭐니 뭐니 해도 건강해야 한다. / なんと言っても健康であるべきだ。
규칙은 반드시 지켜야 합니다. / ルールは必ず守らなければなりません。
음식 가게는 무엇보다 깨끗해야 합니다. / 飲食店は何よりキレイでなければなりません。
そう感じることを表す
形容詞の後ろに付いて「‐아/어/여하다」の形で、前の言葉が意味する対象についてそう感じる、そのように思うことを表します。「~がる」の意味があります。
할머니가 제일 귀여워하는 손녀딸입니다. / 祖母が一番かわいがってる孫娘です。
그런 말을 듣고도 부끄러워하는 기색이 전혀 없었다. / そんなことを言われても恥ずかしがる様子が全くなかった。
복잡한 것을 귀찮아하는 성격입니다./ 複雑なことを面倒くさがる性格です。
시골에서 혼자 사시는 할아버지가 외로워하실까봐 주말에는 꼭 시골에 내려간다. / 田舎で一人暮らしの祖父が寂しがるのではないかとに週末には必ず田舎に帰る。
状態・態度を表す
一部の動詞の後ろに付いて「‐아/어/여 하다」の形で、前の言葉が意味する対象についての状態・態度を表します。
①그는 더운 것을 못 견뎌 했다. / 彼は暑さに耐えられなかった。
②조금만 걸어도 숨차 했고 괴로워했다. / ちょっと歩いただけで息切れして苦しんだ。
③20년도 넘었는데 그는 아직도 돌아간 부인을 못 잊어 한다. / 20年以上も経ったのに彼はまだ亡き妻を忘れることができない。
希望・願望を表す
動詞或いは形容詞の後ろに付いて「‐았/었/였으면 하다」の形で、前の言葉の行動をしたり前の言葉の状態になる事を希望んだり願ったりする事を表します。「~してほしい」と言う意味があります。
①이번에는 잘 됐으면 했는데 이번에도 잘 안됐나 보네. / 今回はうまくいけばといい思ったけど、今回もうまくいかなかったようだね。
②한번 만났으면 했는데 결국 못 만났다. / 一度会えたらと思ったけど、結局会えなかった。
③선 보는 사람이 자상한 사람이었으면 한다. / お見合いする人が易しい人だったらいいな。
④나는 그냥 그 사람이 행복했으면 한다. / 私はただその人が幸せになってほしい。
まとめ
ここでは、韓国語助動詞「‐하다」について詳しく解説しました。ここでは助動詞「‐하다」の数多い表現の中で当然・必然・必要性を表す「‐아/어/여야 하다」、状態を表す「‐아/어/여하다」、希望願望を表す「‐았/었/였으면 하다」等の意味・使い方・注意点等を例文を交えて詳しく解説しました。特に日本語にない表現は例文を交えて詳しく解説していますので、よく読んで使いこなせるようにしましょう。