韓国語連結語尾⑩「-아/어/여야」「-라야」の使い方を詳しく解説

ここでは、文と文をつなぐ重要な役割を持っている連結語尾「-아/어/여야」「-라야」の使い方などについて豊富な例文を用いて解説しています。この記事を読むことで連結語尾「-아/어/여야」「-라야」の正しい使い方を学び、表現力アップに繋げましょう。

目次

「-아/어/여야」の使い方

接続

「ㅏ,ㅗ」母音で終わる動詞・形容詞の語幹 + 아야
「ㅏ,ㅗ」以外の母音で終わる動詞・形容詞の語幹 + 어야
「하다」又は「 하다」が付く動詞の語幹
+ 여야、「하다」の「하」と「 여야」が結合した「하여야」は「해야」と略されることもあります。
「이다」の語幹 + 어야

「~(し)てこそ」の意味

前文の事が後文の事の条件として、当然そうすべきであることを示す連結語尾です。「~(し)てこそ」「~(し)て初めて」「~でなければ」などと訳すことができます。

사람은 사귀어 보아야 안다. / 人は付き合ってみないとわからない。(直訳:人は付き合ってみて初めて分かる)

음식을 골고루 잘 먹어야 건강에 좋다. / バランスの良い食事をしないと健康に良くない。(直訳:食べ物をバランスよく食べてこそ健康に良い。)

결과를 봐야 알겠지만 이번에도 어려울 것 같다. / 結果をみないと分からないが、今回も難しいそうだ。(直訳:結果を見てこそわかるが、今回も難しそうだ。)

[~ても」の意味


譲歩の意味で、いくら大袈裟に仮定しても何の影響もないことを表す連結語尾です。

사정을 말해야 들어 줄 사람이 없다 . / 事情を言っても聞いてくれる人がいなかった。

영어 공부를 다시 시작한다고 하는데 이번에도 길어야 3개월일 것이다. / 英語の勉強をまた始めるというが、今度も長くて3か月だろう。

아무리 졸라야 소용없었다. / いくらねだっても無駄だった。

「-라야」の使い方

「이다」「 아니다」の語幹、「‐ 시/으시」の後ろについて、前文の事が後文の事の条件として、当然そうすべきであることを示す連結語尾です。

接続

「이다」の語幹 + 라야
「아니다」の語幹 + 라야
「‐시/으시 」+ 라야

例文

이 학교 학생이라야 여기서 책을 빌릴 수 있다. / この大学の学生ここで本を借りられる。

진심으로 하는 말이라야 상대방에게 감동을 줄 수 있다. / 真心で言うことばだけが相手に感動を与えることができる。

이 모든것이 거짓이 아니라야 할 텐데. / このすべてが嘘ではないといいけどなあ

接続語尾「-라야」と助詞「라야/이라야」の違い

接続語尾「-라야」は前文の事が後文の事の条件として当然そうすべきであることを示します。
助詞「라야/이라야」はとあるものを例として挙げ、必ずそれであることを指定して言うことを表します。

이병원 의사 할 수 있다.(連結語尾)
의사라야 할 수 있다.(助詞)

①の文は「이다」の語幹「이」に連結語尾「라야」が付いた形で、「이병원 의사이다」という前文が後文の条件となっています。
②の文は、名詞「의사」に(終声のない名詞に付く)助詞「라야」がついた形で、「의사」を例として挙げ、必ず「의사」であることを指定しています。


また、助詞「라야/이라야」は「별은 밤에라야 빛을 낸다」のように助詞の後ろでも使われるが、連結語尾はできない。

まとめ

ここでは、文と文をつなぐ重要な役割を持っている連結語尾「-아/어/여야」「-라야」の使い方となどについて豊富な例文を用いて解説しました。例文・解説をしっかり読み、連結語尾「-아/어/여야」「-라야」の正しい使い方を学び、表現力アップに繋げましょう。

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