ここでは、文と文をつなぐ重要な役割を持っている連結語尾「-다시피」の使い方と類似表現との違いなどについて豊富な例文を用いて解説しています。この記事を読むことで「~した通り」「~ように」の意を表す連結語尾「-다시피」の正しい使い方を学び、表現力アップに繋げましょう。
「-다시피」の使い方
「~した通り」の意を表す
「알다 / 分かる」「보다 / みる」「 느끼다 / 感じる」「짐작하다 / 察する」等知覚を表す動詞の語幹、「-시/으시」について、「~した通り」の意味で、聞き手が既に知っていることと同じであることを表す連結語尾です。
接続
終声(パッチム)の有無に関係なく動詞の語幹 + 다시피
–시/으시 + 다시피
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너도 알다시피 난 한다면 하는 사람이야.
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「~ように」の意味を表す
動詞の語幹・「-았/었/였」・「-겠 」について、「~ように」の意味で、ある動作・状態に近いことを表す連結語尾です。
接続
終声(パッチム)の有無に関係なく動詞の語幹 + 다시피
-았/었/였 + 다시피
-겠 + 다시피
다이어트를 매일 굶다시피 하는 사람들이 많아요.
ダイエットを毎日食事を抜いて行う人が多いです。
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論文を書くためにほぼ毎日徹夜しました。
일본에 와서 처음 몇 달은 친구 집에서 살다시피 했어요.
日本に来て最初の何か月は友達の家に居候していました。
「-다시피」と類似表現「-듯이」との違い
「-다시피」も「-듯이」も後文の事柄が後文の事柄と同じであることを表す表現です。文語でも口語でも用います。では、違いを見てみましょう。
まとめ
ここでは、文と文をつなぐ重要な役割を持っている連結語尾「-다시피」の使い方と類似表現との違い等について豊富な例文を用いて解説しました。例文・解説をしっかり読み、連結語尾「-다시피」の正しい使い方を学び、表現力アップに繋げましょう。