韓国語文法　補助形容詞のまとめ

補助形容詞は用言だけでは表現しきれない文の意味などを補ったり、その用言を助ける働きをする形容詞です。補助形容詞は用言に関する修飾や細かいニュアンスなど幅広い表現を可能にする品詞で韓国語文法において欠かせない要素であり、正しく使いこなすことは韓国語話者、又は学習者にとって非常に重要です。補助形容詞を理解することで、より自然な韓国語の表現が可能となり、より深いコミュニケーションができるようになります。
ここではに関する過去記事を表にまとめ整理したものを紹介していきます。
韓国語学習者必見の記事です。

補助形容詞とは

補助形容詞は韓国語で「보조형용사」と言います。本用言について、その意味を補う働きをする形容詞です。

例えば、
「보고 싶다 / 見たい」の「싶다 / たい」
「예쁘지 않다 / キレイではない」の「않다 / ない」等が補助形容詞です。

補助形容詞「-뻔하다」と「-법하다」

-ㄹ/을 뻔하다	～しそうになった,～するところだった
-ㄹ/을 법하다	～しそうだ,～して当然だ

補助形容詞「-싶다」

-고 싶다	～したい
‐았/었/였으면 싶다	～たらと思う
‐는가 싶다	～かと思う
‐다 싶다	~と思う
‐나 싶다	～かと思う
‐ㄹ/을까 싶다	～かと思う、～ようかと思う

補助形容詞「– 듯하다」と「-듯싶다」

-ㄴ/은 듯하다	～たようだ
-는 듯하다	～ているみたい、～ているようだ
-ㄹ/을 듯하다	～しそうだ
-인 듯하다	～のようだ
-일 듯하다	～のようだ
-ㄴ/은 듯싶다	～たようだ
-는 듯싶다	～ているみたい、ているようだ
-ㄹ/을 듯싶다	～しそうだ
-인 듯싶다	～のようだ
-일 듯싶다	～のようだ

補助形容詞「‐하다」

‐기는 하다	～ではある
‐기도 하다	非常に、とても
‐기만 하다	～だけだ、とても～だ、ずっと～だ
-기만 하면 되다	～されすればいい
‐고 해서	～ので、～から、～と言うこともあって
‐고 하여	～ので、～から、～と言うこともあって
‐고 하니	～ので、～から、～と言うこともあって

補助形容詞「- 만하다」

‐ㄹ/을 만하다

～するに値する、何かをする価値がある、れる/られる

補助形容詞「‐직하다」

‐ㅁ/음 직하다

～しそうだ、～のようだ、～らしい」

補助形容詞「‐죽다」

‐아/어/여 죽다

～て（で）死にそう/たまらない

補助形容詞「‐성싶다」「‐성하다」「‐성부르다」

–는 성싶다(성하다/성부르다)	～ているようだ
–ㄴ/은 성싶다(성하다/성부르다)	～たようだ
-ㄹ/을 성싶다(성하다/성부르다)	～しそうだ

補助形容詞「-않다/아니하다」

-지 않다	～くない、～でない
-지 아니하다	～くない、～でない

補助形容詞「‐양하다」

-ㄴ/은/는 양하다

～のようだ

補助形容詞「-못하다」

‐지 못하다	～くない～でない
‐다（가） 못해	～しきれず、～するにしかねて

まとめ

韓国語の文法における補助形容詞は、用言に関する修飾や細かいニュアンスなど幅広い表現を可能にする品詞で韓国語文法において欠かせない重要な要素です。補助形容詞を正しく使いこなすことで、より自然な韓国語の表現が可能となり、より深いコミュニケーションを実現することができます。是非、終止形について理解を深め、韓国語のスキルアップにつなげていただければ幸いです。